FXSuitってIronFXじゃないのぉ?
最近、10億以上入金してお金を溶かしているアキラさんという人のツイッターが人気だけど、無名ブローカーのFXSuitを使っているのはなんでだろうねぇ?(⌒ - ⌒)
もう何度も聞かれるけどリアル口座ですって https://t.co/jBZPAwiS27 pic.twitter.com/GtuHQqHNIp
— アキラ@10億円FXトレーダー (@a__KiRa612) August 6, 2019
私はこれ、FXSuitのプロモーションだと思っています(⌒ - ⌒)
まともな業者ではないのは一目で分かるので使うつもりはありませんが、調べたら3分で怪しい会社だと分かったので記事にしてみました。
結論から言うと、すごく評判が悪いらしいIronFXとつながりがある企業だと思います。
ついでなので、あまり有名ではない海外業者のざっくりとしたリサーチの方法も一緒に紹介します。
サービス名だけじゃなくて企業名も大事よぉ
FX業者を調べる際には、サービス名だけでなく企業名も調べることが大事です。
サービス名と企業名の違いは、例えばXMだと、提供しているFXサービスの名称は「XMTrading」ですが、運営している企業名は「Tradexfin Limited」というものです。
ざっくり言うと、
企業名:ライセンスの情報、罰金・裁判等の情報を調べるのに使える。
サービス名:海外の口コミサイトを見るのに使える。
という感じです。
企業名を調べるといい理由は 上に書いたようなライセンスの情報を調べるのに加えて、悪評のある会社が名前だけ変えてサービスを提供しているのではないかということが確認できる場合があります。
会社名も変更されてしまったら追跡することは難しいですが、雑な業者はそこまで徹底していないので、同じ会社名を使いまわしていることもあります。
そこで、今回話題のFXSuitの場合を見てみましょう。
企業名というのは、大体サイトの下の方に書いています。
企業名は「Salvax Limited」だということが分かりました。
今度は、この企業名をGoogle検索にかけてみます。
Google検索にかけてみた結果、バミューダ政府の企業情報や、他にもFXPaceという同じようなFX会社を運営していることが分かりました。
Google検索にかけてみた結果何が分かるかということはケースバイケースなのですが、何らかの情報は見つかることが多いです。
今回は、FXPaceという業者も運営しているということが気になったので、それについて調べてみました。
すると…
海外の業者口コミサイト(Forex Peace Army)で、「詐欺業者」認定を受けていました(笑)
ここに書いてあることは、
FXPaceはSalvax Company(Salvax Limitedのことだと思います)とNotescoという2つの企業が運営していて、NotescoはIronFXが所有している。IronFXを詐欺と認定しているため、同じライセンスを使用している全ての企業を詐欺とみなす
ということです。
Forex Peace Armyというのは口コミサイトですが、運営側が詐欺業者認定をする場合があって、この場合はIronFXとのつながりを理由にFXPaceが詐欺認定を受けています。
ただ、運営側の詐欺認定も間違っているかもしれないのでもう少し調べたところ、FXPaceとIronFXの企業登録番号は実際は別のものでした。
ただ、IronFXのオーストラリアでの事業者登録では、FXPaceを運営しているという情報がありますし、「FXPaceから来たメールにNotescoという文字が入っていた」という口コミがあるようなので、IronFXとFXPaceには一定のつながりがあるようです。
ややこしいですが、まとめると
IronFX:Notescoが運営
FXPace:公式サイトではSalvaxが運営とされているが、IronFXの運営会社であるNotescoが関わっていると思われる
FXSuit:FXPaceと同じSalvaxが運営
という状況です。
もうかなりFXSuitはIronFXと同じグループに見えますが(⌒ - ⌒)
詳しすぎて読む気をなくす(と個人的に思っている)「危ない投資の備忘録」というサイトでも、「Iron FX (アイロンFX)の系列である可能性が高い」という結論になっています。
ライセンス情報を確認しよぉ
ライセンス情報の確認といえば、普通は金融関係の機関で確認できるはずなので、バミューダで言えばバミューダ金融局(BMA)ですが…。
まぁ、ここにはありません。
FXSuitは金融ライセンスは取っていなくて、バミューダの法人として登録しているだけです。
上にはりつけたスクショに書いてあるのですが、FXSuitのサイトにある文章は
「FXSuitはSalvax Limitedのトレード名です。Salvax Limitedhはバミューダに認可されてる企業であり、認可番号は53275です。」というものです。文章をよく見ると分かりますが金融ライセンスはありません。
「認可番号は53275」と書かれていますが、これは認可番号ではなくただの企業登録番号です。実際に、金融局ではなく政府の企業登録のサイトでこの53275を入力するとヒットします。企業登録って、認可なんかいらない申請制の場合が多いのでこれはウソでは?と思いますが…。
さらに、そこに書かれている取締役の名前、Phanos Constantinidesを調べると、IronFXの幹部の方だということが分かります。
。。。。。。(⌒ - ⌒)ハハハハハハ
これ、同じ会社でしょうねぇ。。。
ライセンス情報、企業情報を見ると、代表者の名前は大体書いているものなので、その代表者からたどるというリサーチの方法があります。
その他にも何らかの情報があればそれをたどれるので、ライセンス(今回は無ライセンス企業なので企業登録情報ですが)を調べるのはおすすめです。
最初に広めた人は関係者でしょw
新興ブローカーが日本で顧客を獲得しようと思ったら、どうするでしょうか? 今回はアキラさんが目立っていますが、そもそも最初にFXSuitを宣伝し始めた人は誰でしょうか?
(アキラさんもFXSuitの関係者ではないかとちょっと疑っ…モニョモニョ)
ともかく、最初にFXSuitを宣伝している人は、FXSuitの関係者であることが濃厚だと思います。それが怪しい人だったら…。
急に現れたブローカーのことを判断するのに、最初に言い始めた人は誰か? というのを調べるのも一つの情報になると思います。
なのでツイッターの履歴を新しい順に並べて遡ってみました。
今年の4月末までは、英語のみでツイートされていました。その後、英語のツイートがぱったり途絶えて日本語のツイートが始まります。
一番新しいものは、6月に入ってからで、
ヘッダーにFXsuitの写真付けたくても編集出来ませんってなるのは何故でしょう( ´・ω・`)
— 치카코 (@8wanfamily) June 11, 2019
というものです。
この치카코さんという方は、今はもうアカウントが凍結されている@saekinoma0という人とやりとりをして、どうやらFXSuitの写真をヘッダーにつけてアフィリエイターになろうとしていたようです。
この人は、アカウントを凍結された後、新しいアカウントを作ったようで、アフィリエイト制度のことをツイートしています。
アフィリエイト批判はあるかもしれませんが、今後アフィリエイトはさせてもらうつもりです
— saekinomao (@saekinoma02) June 28, 2019
この方法で皆も儲かって私も広告費が入るならそれ悪い事と思いませんので
ただ今、実際にされている方は無条件でアフィリエイト登録可にしようと思っています。紹介制なので普通にIB申請しても通らないそうです
あ~~~そういう感じでアフィを募っていたんですね(⌒ - ⌒)
FXSuitの話題がツイッターに現れたのはこの人がきっかけのようなので、FXSuitとつながりがあるのではないかと思います。
元々どこか別の国でプロモーションをしていたものの、うまくいかなかったので4月末で諦め、日本でプロモーションを始めた感じでしょうか。
新興ブローカーの場合、海外の口コミサイトを見ても情報がない場合もあるのですが、そういうときには上に書いたような方法でも少しは情報を得ることができますので参考にしてみてくださぁい(⌒ - ⌒)
新しい業者を使うときは、キャッシュバックサイトを経由するのがおすすめです。スプレッドの一部(30~50%くらい)が返金されるサイトです。仕組みを知らない人は、「IB報酬」というワードでググったあと、「IB報酬 キャッシュバック」で再度ググってみてください。
業者のことをいろいろ調べた結果、今おすすめな業者はTradeviewです。今分かっている不安な点もしっかり書いてあるのでよかったら読んでみてください。
(どうでもいい話)
ふるさと納税で主食(米)を買うことで実質的に換金するテクニックを去年からやってます。最安は20キロ1万5000円ですが、あまり最安にすると結構まずかったりするので、不安な人は10キロ1万円くらいがいいと思います。