さくらたんのFX花畑ブログ

アフィ報酬の多い業者は撲滅させた方がよくない?

偽装ECN業者の見分け方

国内業者は呑み業者だから悪! 海外業者はNDD方式だから業者がトレーダーに損をさせようとすることはなくて安全!

 って思いこんでるジャパニーズのみなさん、こんにちワン(⌒ - ⌒)

 

海外業者を紹介してアフィ報酬をもらいたいアフィ屋さんはよく↑のようなことを言っていますがそれって本当でしょうか?

 

これに関して、日本の業者はほぼ全てDD方式(呑み業者)なので、あまり情報が出ていないと思いますが、英語で調べるといろいろ出てきます。

 

呑み業者はトレーダーから人気がないので、本当は呑み行為をしているにもかかわらず、NDD方式だと言い張る偽装業者がいるそうです。

 

  

NDDって言ってるだけで普通に呑んでるからぁ

個別の業者の話は、

XMはSTPじゃなくて呑み業者だよ闇ぃ」「TitanはECNって嘘?という疑惑」という記事に書いています。

 

海外業者の事情としては、

 ☆呑み業者(B-book業者)→トレーダーの負け分が収入になるので儲かるが、利益相反が起きるのでトレーダーから嫌がられる

☆呑みじゃない業者(A-book業者)→収入源がスプレッドのみなので利益は少ないが、利益相反が起きないためトレーダーから人気がある

 

という感じらしくて、

その結果…

儲かる呑み(B-book)方式にしたいがそれではトレーダーが離れて行ってしまうので、

本当は呑み業者であることを隠してSTP方式やECN方式であると言い張る業者が出てくるという問題があるそうです。

 

XMなどは、NDDのことを「全ての注文をインターバンクに流している」ではなく、「人間のディーラーの介入がない(機械で介入しているかどうかは不明)」という理解で使っているようです。

NDDというのは「ノー・ディーリング・デスク」の頭文字で、ディーリングデスクというのはディーラーのことなので、そういう解釈もできるといえばできると思いますが…。

 

なので、NDD方式だと言っている業者が本当に注文を全てインターバンクに流しているのか(つまり、トレーダーとの利益相反が発生しないのか)を確認するのためには、

その業者がどういう運営方法のことをNDDと言っているのか確認する必要がある 

という風に「XMはSTPじゃなくて呑み業者だよ闇ぃ」の記事に書いたのでよかったら読んでみてください。

 

本物のECN業者の見分け方

今回は上の情報にさらに追加で、

海外では偽装NDDの問題というのが日本よりも知られているようなので、

例えば

「ECN Market Maker distinguish」などとgoogle検索するといろいろ情報が出てきます。(distinguishというのは見分けるという意味で、Market Makerというのは呑み業者のことです)

 

「True ECN/STP Broker(本物のECN/STPブローカー)」「False ECN/STP Broker(偽のECN/STPブローカー)」などと呼ばれているようです。

 

そういうサイトを見ると偽のNDD業者の見分け方のポイントが書いてあるので、それをまとめてみました。メインで読んだのはこの記事で、FX業者にシステムを販売している会社のブログなどを見て確かめたので大体合っていると思います。

 

自分が使っている業者が本当はどういう方法でトレーダーの注文を処理しているかは、問い合わせして確認してみるしかないと思うのですが、この情報も参考になると思います。

 

※リクイデティプロバイダーというのは、インターバンクの中の銀行などのことです。

 

~~~~~偽のECN業者の特徴~~~~~

①固定スプレッド

本当にインターバンク直結である場合、スプレッドを決定するのはリクイデティプロバイダーなので、固定スプレッドにはならないそうです。

 

スワップなし口座を提供している

イスラム教徒は金利を受け取るのが禁止されているので、イスラム教徒であることを証明するなどの要件はあるようですが、プラスのスワップもマイナスのスワップも発生しないイスラム口座を開設できるFX業者があります。XMとTitanもそうです。

ただ、インターバンクに実際に注文を流している場合は、インターバンクでの取引先であるリクイディティプロバイダー(銀行など)からスワップを請求されてしまうので、その分業者の損失になってしまいます。

実際にリクイディティプロバイダーに発注してその損失を業者が負担しているのか? それともただ単に注文を呑んでいるから損失が発生していないだけなのか? という話になるため、呑み業者を見分ける目安になるのだそうです。

 

③小さいロットで発注可能

リクイディティプロバイダーは、0.01ロット(1,000通貨)のロットに対応していないそうなので、0.01ロットで発注できるところは偽の可能性が高いそうです。

ちょっとはしょって書いたら意味が違う感じになってました。ごめんなさい。。。

ECNというのは、「私設取引システム」のことなので、あるFX業者が自分で選んだリクイデティプロバイダーのみが参加して売買が行われる私設の市場になります(参加企業は公開しているところもあります。Tradeviewは50社くらいらしいです)。その中には、大手の銀行もありますし、他のFX業者もあるそうです。

この記事に書かれていたのは、このリクイデティプロバイダーのうちバンク・オブ・アメリカやゴールドマンサックス、ドイツ銀行など超大手は0.01ロット(1,000通貨)のロットに対応していないので、0.01ロットで取引できる業者は偽の可能性が高いということでした。

ただ、超大手が0.01ロットで取引できないのが事実だとして(こういう銀行にとって個人トレーダーとの取引はメインでないと思いますから、0.01ロットに対応していないというのはありえる話だと思います)、超大手以外の0.01ロットに対応しているところを使えばECNはできるわけですから、「0.01ロットができる」ということが即偽のECNだということではないのではと思いました。

 

レバレッジが高い

大手のリクイディティプロバイダーは、最大で100倍のレバレッジなのだそうです。ということは、トレーダーの注文をそのままリクイディティプロバイダーに発注するには、FX業者側のレバレッジも100倍でなければならないことになります。

ただ、ここの記事には書いていないのですが、業者側が自己資金で証拠金を積み増しすれば、100倍以上にすることも可能だそうです。

本当にECNで運用していると思われるTradeviewはデフォルトのレバレッジが100倍で、個別にサポートに連絡すれば200倍になるそうなのですが、多分これが関係しているのではないかと思います。

ECNを使いたいのであればレバレッジについては我慢するしかなさそうということですね。

 

⑤スキャル禁止

ECN方式であれば、トレーダーが儲けようが損しようが業者には関係ありません。なので、特に禁止事項は設定されていないことが多いようです。

禁止事項がたくさん設定されている業者はそもそも呑み業者であることが濃厚ですが、特にスキャルは、トレーダー側が有利になり、業者側が不利になるので禁止されているそうです。

 

利食い、ストップロスの設定に制限がある

理由が詳しく書いていなかったのですが、上のスキャル禁止と同じような理由だと思います。 

私の場合、最初に使ったのがXMだったため、ストップロスと利食いが現在のレートから数pips離れたところにしか置けないのが不便だなと思っていました。

システム上難しいのかと思っていましたが、Tradeviewはそういう制限がなく、自由にストップロスが置けるようなので、利食いとストップロスの設定に制限があるのは単に業者の都合のようです。

 

⑦ボーナスあり(笑)

言うまでもなく…。

インターバンクに注文を流している業者は、手数料収入のみなので基本的に薄利でやっていて、ボーナス分を肩代わりする余裕はないそうです。

 

以上です。

ちなみに、この記事は偽装ECNの見分け方について書いています。ECNというのはSTPより透明性が高く、呑み行為が行いにくいはずでは? と思った方もいると思いますので補足すると…。

ECNでも偽装を行う方法はあるそうです。

 

例えばECNというのは、「注文をインターバンクに流す」と言われていると思いますが、このインターバンクというのが、世界統一の市場というわけではなくて、「そのFX業者が契約しているリクイデティプロバイダー(銀行など)の集まり」のことなので、リクイデティプロバイダー自体をグループ会社にして、「注文をインターバンクに流しているが、流した先がグループ会社の呑み業者」という状態にしてグループ全体として呑み行為をする方法があるそうです。

 

いろいろありますね(⌒ - ⌒)

 

日本は国内業者がほぼDD方式なので、↑ のような情報があまり出回っていないようなので、情報が手に入れにくい感じが「海外の日本アニメファン」と同じなのかなと個人的に思っています。

 

でも、呑んでてもよくなぃ?

呑み業者ってそんなに悪いのかな?」という記事で詳しく書いたのですが、呑むという行為自体が悪いわけではないと私は思っているので、STPとかECNとか方式にこだわりすぎない方がいいと思います。

上の記事に書いた通り、呑み行為をすると業者は、トレーダー同士の売り注文と買い注文を相殺させるマリー取引もでき、収入源の数が増えるので、仕組み上ではわざと負けさせる介入をしなくても運営費はまかなえると思うからです。

さらに、最近は客に負けさせる介入をするかどうかというのを口座ごとに判断しているようなので、資金が1万の人と100万の人では、同じポジ、同じ業者でも違う約定をされる可能性があります。結局使ってみて「自分にとってはいい業者」というのを見つけるのが一番だと思います。

※儲かった取引を取り消すうわさがある業者(XM)とかはそもそもやめておいた方がいいとは思いますが…。

 

もう使ってる人が多いと思いますが、海外業者を使うときは、スプレッドの30~50%が返金されるキャッシュバックサイトを使うのがおすすめです。

海外FXキャッシュバック口座開設ならTariTali(タリタリ) 

 

さくらたんのおすすめの業者はTradeviewですが、公式サイトの日本語情報が足りなすぎるので「おすすめ業者Tradeviewの使い方」に情報をまとめました。

 

(どうでもいい話)

ふるさと納税で主食(米)を買うことで実質的に換金するテクニックを去年からやってます。最安は20キロ1万5000円ですが、あまり最安にすると結構まずかったりするので、不安な人は10キロ1万円くらいがいいと思います。